ベランダの鍵を子供に閉められて閉め出されないようにする対策について解説
「ベランダで洗濯物を干していると子供が鍵を閉めてしまい、閉め出される」なんてトラブルが結構発生しています。
自分の身が危険なのはもちろん、子供に万が一のことがあったら心配ですよね。
そこで、ベランダに閉め出されないための予防方法や、閉め出された時の解決方法を解説します。備えあれば憂いなしですので、トラブルが怒る前に対策をしておきましょう。
子供にベランダの鍵を閉めて閉め出されないための予防策の必要性
今までベランダに締め出されることがなかったからと言って油断してはいけません。子供が急に普段とは違う行動を起こすことはよくありますし、家の中に人がいても締め出されることもあります。
万が一、締め出されてしまった場合、周囲に助けを求めても、人がいなければ助けてくれません。家の中に人がいたとしても、窓の近くにいなければ気がつかないし、声も届きません。
最悪の事態を想定して対策を取ることが子供のためにもなります。
子供にベランダの鍵を閉めて閉め出されないためのグッズ
まずは、閉め出されないための対策に使えるグッズからご紹介します。家にあるモノや安いモノで対策できますので、気になる方はぜひ購入してみてください。
洗濯バサミを窓に挟む
少し大きめの洗濯バサミを窓に挟んで、完全に窓が閉まらないようにする対策です。これは家の中にあるモノでできる対策なのでコストがかかりません。
小さい洗濯バサミだと、窓に挟めなかったり、窓を閉めた時に壊れてしまったりすることがあります。なるべく大きめの洗濯バサミを使いましょう。
窓の補助鍵を使う
100円ショップなどで売っている窓の補助鍵を使用する方法です。サッシの部分に置いて、レバーを回すことで簡単に設置ができます。
窓が閉まらないように、窓を開ける場所に設置しましょう。下ではなく上に設置することで、子供の手が届かない場所になります。
ベランダに出るたびに付け外しをしなくてはいけないですが、安く対策ができます。また、防犯グッズや子供がベランダに出るのを防ぐグッズとしても使用できるので、持っておいて損はありません。
柵(ベビーゲート)を用意する
そもそも窓に近づかないように柵を取り付ける方法です。子供が小さい時は有効ですが、ある程度成長すると柵を乗り越えたり、倒したりしてしまう可能性があります。
また、柵自体が邪魔になってしまうこともあります。設置するなら鍵の近辺に取り付けて、手が届かないようにするのが良いと思います。
クレセント錠を交換する
クレセント錠は窓についている鍵のことです。これをダイヤル式のものや鍵付きのものに交換する方法です。
鍵がないとクレセント錠が動かないので、子供が鍵を閉めてしまうのを防ぐことができます。また、空き巣対策にも有効です。窓を割ってクレセント錠を開けようにも開けられません。
防犯性も強化したい方にとっては一石二鳥の対策です。
子供にベランダの鍵を閉めて閉め出されないための予防策
次に紹介するのは、子供がベランダの鍵を閉めないための予防策です。
普段から鍵の開け方を教える
鍵に手が届くようになったら、鍵の開け方と閉め方を教えてみましょう。どれくらい理解できるのかわかりませんが、万が一の時に開けられるかもしれません。
子供が鍵をガチャガチャやり始めたら、鍵を開ける様子と閉める様子を教えてあげましょう。
スマホを常に持つ
ベランダに締め出された時に助けを求める必要があります。そのためにはスマホを常に持っておくことが大切です。そうすれば、家族やご近所、レスキュー隊に助けを求められます。
もしもに備えて、ポケットにスマホを入れてベランダに出ましょう。
もう一箇所の鍵を開けておく
ベランダへの出入り口が2箇所以上ある場合、2箇所両方とも開けておくようにしましょう。そうすることで、一箇所閉められてももう一箇所から出ることができます。
子供が2箇所両方とも閉めることはあまりないと思うので、有効な手段です。
子供にベランダの鍵を閉められて閉め出された時の解決方法
もしも、子供にベランダの鍵を閉められて閉め出された時、どのように解決すれば良いのでしょうか?
身近な人に連絡をする
スマホを持っていれば、身近な人に助けを求めましょう。家の鍵が空いていれば、すぐ近くにいる知人や身内に連絡してください。
家の鍵が閉まっている場合は、合鍵を持っている人に連絡をしましょう。
助けを求める
スマホが手元にない場合は、大声を出して周囲の人に助けを求めましょう。そうすることで異変を察知して、窓の鍵を開けてくれるかもしれません。
スマホがあっても身近に駆けつけてくれる人がいない場合は、レスキュー隊や鍵屋さんに連絡をしましょう。家の鍵が開いていれば、レスキュー隊が特殊な作業なしで助けてくれます。
家の鍵が開いていない場合は鍵屋さんに鍵を開けて助けてもらうか、レスキュー隊に窓や玄関の鍵を壊して開けてもらうことで解決できます。
子供に鍵の開けさせる
子供に窓を開けるように促す方法です。ジェスチャーで鍵を開ける方法を教えたり、窓にイラストを書いてレクチャーします。
実際にこの方法で鍵を開けることができた事例がテレビで紹介していたので、できないわけではありません。
ガラスを割るのは得策ではない
無理やり鍵を開けるために、窓ガラスを開けるのは得策ではありません。窓ガラスを割ること自体難しいですし、子供に窓ガラスが当たったらとても危険です。また、窓ガラスを修理する費用も結構かかります。
レスキュー隊や窓ガラスを危険なく開けられる人でない限り、窓ガラスを割るのはやめておきましょう。
子供が鍵を閉めてベランダに閉め出されないようにしよう
子供に締め出されてしまうと、時間や体力が奪われるほか、子供が危険に晒されてしまいます。
それを避けるためにも対策をしておきましょう。簡単に安く対策ができるので、お子様が心配な方はぜひ行ってください。
コメント