飲み会や残業などで遅くなってしまった日に、鍵をなくしてしまうと最悪ですよね。
家に入りたい場合は鍵屋さんを呼ばなくてはいけないのですが、深夜に鍵開けを依頼する時の意外な落とし穴があります。
その落とし穴を知っておくと、オトクに鍵を開けられる可能性があるので、ぜひチェックしてみてください。
深夜に鍵開けの依頼をすると料金が高くなる
夜間まで営業している鍵屋さんの多くが深夜料金を設定しています。5,000~6,000円ほど上乗せされることが多いですが、中には作業料金の20%を上乗せする業者も存在します。
これは22時~5時までの労働に対し、25%の割増賃金を払わなければいけないと労働基準法で定められているからです。
労働者に支払う賃金をお客様に負担してもらわなければ商売が成り立たなくなります。ただ、中には深夜料金を設定していない鍵屋さんもあるので、上乗せされたくない方はそちらに依頼をしてください。
深夜に鍵開けを依頼する時の注意点
深夜に鍵開けを依頼する時に注意することがあります。
管理会社などと連絡がつかないことがある
賃貸の場合、管理会社に連絡することで合鍵をもらえたり、鍵開け業者を紹介してもらえたりします。ただ、管理会社も営業時間があるため、深夜帯だと連絡が取れないことが多いです。
営業時間外の場合は、24時間つながるコールセンターに連絡をするか、別の日に連絡をするかになります。
別の日に連絡をする場合は、ホテルやネットカフェなどで待機するのが良いです。ただ、あまりにも長期になる場合は鍵開け業者に依頼しましょう。
到着に時間がかかる可能性がある
深夜帯はそこまで依頼が多く入らないのと、働きたい人が少ないので、24時間営業の鍵屋さんでも人数を絞っています。
人員不足のため、現地へ到着するまでに時間がかかる可能性があります。もし、早く鍵を開けてほしい場合は、様々な鍵屋さんに連絡をし、到着時間の確認を行いましょう。
営業時間外になることがある
鍵屋さんによっては、24時で営業を終了する場合があります。深夜帯に依頼をしようとして探していた鍵屋さんが、探している内に営業終了してしまったこともあり得ます。
必ず営業時間を確認してから依頼をしましょう。もし、営業時間ギリギリになる場合は、電話で早めに聞いておいてください。
近所迷惑になる開け方ができないことがある
鍵の開け方の中には、ドリルなどで鍵を壊す方法があります。かなり大きな音が出るので、場合によって翌日の作業になるかもしれません。
特に、ドアポストやドアスコープが無かったり、サムターン周りに防犯対策が施されていたりする場合は破壊になる可能性が高いです。
鍵の開け方は状況や鍵屋さんの技術によって異なるので、電話や現地で見てもらうようにしましょう。
身に危険が及ぶ可能性がある
深夜帯は人が少ないため、周囲の人の目が気にならない傾向にあります。そのため、鍵をなくして外で待っていると犯罪に巻き込まれるかもしれません。
また、深夜に家の前で待機していると、鍵をなくしたと思われやすくなり、拾った鍵から空き巣に入られる可能性が高くなってしまいます。
鍵屋さんが到着するまでは、コンビニなど時間を潰せる場所で待つようにしましょう。
深夜に鍵開けができない場合の対処法
深夜に鍵開けができない場合、どのように対処すればよいのかご紹介します。鍵開け業者や管理会社が使えない時に行ってみてください。
別の場所に泊まる
家に入らず、ネットカフェやホテルなどに泊まる方法です。翌日に管理会社へ連絡ができる場合に有効な手段となっています。
鍵屋さんに鍵を開けてもらうと20,000~30,000円くらいかかるので、それよりも安い料金で解決可能です。
ただ、管理会社が鍵を持っていないと無駄なお金と時間を使ったことになります。また、着替えなどが家から取り出せないこともデメリットです。
スペアキーを借りる
親族などにスペアキーを預けている場合は、それを使って家の中に入りましょう。そうすれば、無料で解決することができます。
貸主もスペアキーを預かっている可能性があるので、連絡できるなら連絡してみてください。
深夜に鍵開けをしてくれる業者の選び方
すぐに家の鍵を開けてほしい方は、鍵開け業者に依頼をしましょう。
ただ、どこに依頼すればいいのか分からない方が多いと思うので、選び方をご紹介します。
営業時間を確認する
インターネットで探すと、色々な鍵屋さんが出てきます。ただ、そのほとんどが深夜帯の対応がないです。
様々なホームページを見て、24時間営業を行っている鍵屋さんを見つけましょう。そうすることですぐに対応してくれる鍵屋さんが見つかります。
ただ、24時間対応の鍵屋さんの中では高額な料金を提示してくれる業者の少なくないので注意してください。
割増料金やキャンセル料を確認する
深夜帯は割増料金がかかることが多いので、その有無を確認しましょう。多くは、料金表のページのした方に小さく記載してあります。
サイトに記載が無い場合は、電話での問い合わせ時に割増されるかどうか聞いてみてください。
また、キャンセル料がかかることもあるので、料金表のページや電話などで聞きましょう。
見積もりに納得してから作業をしてもらう
鍵開け業者は現地で料金の総額を提示することが多いです。そこで初めて料金が分かります。その料金が妥当だと思えるかどうかで作業を依頼するかどうか判断しましょう。
特に、出張専門で大きめの会社は高額な料金を提示することが多いです。相場が分からない方は相見積もりを取るか、電話の時点で料金を確定してくれるところに依頼しましょう。
また、見積もりだけでキャンセル料を取ってくる場合もあるので、見積もり無料かどうかも電話の時点で確認してください。
なるべく近所に店舗のある鍵屋さんに依頼する
出張専門の鍵屋さんよりも、店舗のある鍵屋さんの方が安く対応してくれることが多いです。悪評が付くと店舗にお客様が全く来なくなり、経営が成り立たなくなるため、適正価格で対応します。
また、遠い場所から来る業者だと、燃料代などが多くかかるため、その分の費用が上乗せされます。
店舗のある鍵屋さんでは作業員が電話も取るので、電話の時点で料金が分かったり、人件費を安く抑えたりたりするので、大手出張鍵屋さんよりも良いです。
深夜の鍵開けは料金などを慎重に検討しましょう
深夜帯の鍵開けは料金が高くなりやすいので、簡単に依頼するのはよくありません。相見積もりを取って安くて安心できる鍵屋さんを見つけましょう。
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