冬に鍵が回らなくなったらどうすればいい？解決方法や凍結防止を解説

冬に家やバイクの鍵が回らなくなる原因と解決方法を解説

冬の寒い日になると突然、家やバイクの鍵が回らなくなることはありませんか？なぜ鍵が回らなくなるのか、どうやって解決すればいいのか。

そんな疑問を解決すべく、鍵が回らなくなる原因と解決方法、予防策について解説します。

冬に家やバイクの鍵が回らなくなる原因として考えられるのが

の4つです。

中でも多いのが、鍵穴の凍結です。

原因として一番多い鍵穴の凍結。鍵穴は屋外に晒されていることが多く、雨や雪が入ってしまうことがあります。それが寒さで凍ってしまい、鍵穴内で固まります。

固まってしまうと、鍵穴内のピンがうまく動かなかったり、ピンと鍵が一致しなかったりします。

家はもちろん、バイクの鍵が回らない時もこの原因が大半です。

鍵穴ではなく、鍵が凍結してしまったパターンです。鍵が濡れてしまい、それが寒さで凍ってしまいます。

鍵のギザギザやぽつぽつが凍結して鍵穴と合わなくなってしまい、鍵が回らなくなります。

金属は暑いと伸びて、寒いと縮む性質を持っています。ドアや鍵は大きな金属ではないのでそこまで縮むことはありませんが、稀に影響が出ます。

ストライクにデッドボルトが収まることで鍵がかかるのですが、ストライクやデッドボルトの位置がずれると、うまく収まらず鍵が回りません。

寒さの影響でストライクがずれてしまい、デッドボルトがうまく収まっていないかもしれません。

寒さに関係なく、鍵が故障している場合があります。経年劣化による鍵の故障や、鍵穴に異物が詰まった、鍵の潤滑機能が低下しているなどが原因です。

冬に鍵が回らなくなる原因をご紹介しました。ここからは原因ごとの解決方法をご紹介します。

鍵穴が凍結した時は解凍すれば解決できます。カイロや温かいペットボトル、手などで鍵穴を温めて解凍します。

この時に、お湯を鍵穴に直接かけるのはNGです。解凍できたとしても、再度凍ってしまう可能性があります。また、乾くまで鍵が回らないこともあるので、その場合は解凍して鍵穴を拭くなどしてください。

鍵穴に使える解氷スプレーを使うのも有効手段です。

鍵が凍結した時も、同じように解凍してください。鍵は鍵穴よりも温めやすいのですぐに解決しやすいです。また、すぐに拭き取れるので濡れていても簡単に解決できます。

温め方はカイロかタオルなどが適しています。

寒さで金属が収縮した時は、ストライクの位置を調整しましょう。ドアを開けて壁側に付いているへこんだ金属がストライクです。このストライクのネジを緩めて、デッドボルトが収まる位置に調整します。適度なところでネジを締めれば完了です。

鍵が故障した時は、掃除機で鍵穴のゴミを取り除いてから鍵穴専用潤滑剤を噴射してください。そうすることで潤滑機能が元に戻り、鍵が回るかもしれません。

それでも直らない場合は、スペアキーを使う。それでもだめなら鍵交換を行ってください。

鍵穴が凍ってしまうのが冬に鍵が回らなくなる主な原因です。そのため、鍵穴が凍らないように対策を行うのが良いでしょう。

まずは鍵穴に凍結防止スプレーを使いましょう。鍵穴にも使えるタイプにしてください。凍結防止成分が解氷スプレーに含まれていることもあるので、それを使っても大丈夫です。

他にも鍵穴にカバーをする対策もあります。カバーをすることで雨や雪などが鍵穴に入るのを防ぐことができます。

これらの解決方法を試しても鍵が回らなくなったら、鍵屋を呼んで解決してもらいましょう。色々な手段を用いて鍵が回るようにしてくれます。

鍵屋は近所に店舗を構えている所に頼むと、安く済みやすいです。